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日经春秋 20151113

2015-11-13 22:16 239 查看
神の手と呼ばれるスゴ腕医師がいて「行列ができる病院」なら聞いた覚えがあるけれど、患者が来なくても平気な「施術をしない接骨院」があるとは知らなかった。それでも利益はちゃんと出ていた。施術実績をでっち上げ自治体から療養費をだまし取っていたからだ。

▼摘発した警視庁の調べでは、ここは「暴力団組長が経営する接骨院」でもあった。うっかり通えば、かえって骨折が増えてしまいそうで怖い。それにしても、カネのなる木を見つけ出す嗅覚の何と鋭いことか。暴力団対策法や排除条例による締め付けで、こうした新しい分野へと暴力団の稼ぎのシフトが進んでいるという。

▼従来型の資金源もなくなってはいない。典型例は博打(ばくち)だ。プロ野球巨人の3選手が無期失格処分を受けた野球賭博の問題では、いまのところ暴力団の影は見えてはいない。だが賭博を取り仕切る胴元が誰だか分からないなど、多くの疑問が残る。接骨院の事件と同じく、警視庁の暴力団捜査部門が調べを始めたようである。

▼八百長に協力させるため、まず投手を賭博に巻き込むのが暴力団の定石だとも聞く。巨人の3選手がみな投手だったのは偶然だろうか。イメージ低下を最小限にとどめようと中途半端な対応に終わると、事態は悪化する。ウミは出し切るしかない。将来、失格処分者が増え、「賭博で選手が消える球団」とならないために。
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