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日经春秋 20151014

2015-10-14 21:54 218 查看
「マイナンバー ナンマイダーと聴き違え」。全国有料老人ホーム協会が募集する「シルバー川柳」の今年の入選作に、こんな一句があった。いささか自虐的な作なのだが、制度への世間の戸惑いはかくのごときか。今週あたりから、その12桁番号の通知が本格化する。

▼簡易書留で送ってきた書類を眺めて、はてこれは? と首をかしげる人がお年寄りを中心に少なからず出よう。政府が期待するほどには理解は深まっていないのが実情だ。そもそもこの通知を、全国民の手もとにあまねく届けられるかどうか。番号を一人ひとりに確実に行き渡らせてこその制度の、さっそくの難所である。

▼税金の納付や年金の受け取りがスムーズになる。医療や介護などの公平で効率的な運用にも資する。マイナンバーの利点は多々あるというが、わかりやすい説明がまだまだ不十分だ。日本中に「12桁」をしっかり届け、番号を確認してもらい、意味を知ってもらう。国民の納得と信頼なしに定着はないと心得てもらいたい。

▼あろうことか、きのうは厚生労働省の室長補佐がマイナンバー関連の業者選定をめぐる汚職で逮捕された。システム構築は初期投資だけで3千億円。そこに不正が入り込んでいたとすればため息が出る。こういう不祥事は、下手をすれば致命的な信用失墜を招こう。巨費を投じてやがてナンマイダー……そんな図はご免だ。
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