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日经春秋 20150901

2015-09-01 09:52 267 查看
松任谷由実さんの歌「Hello,my friend」は夏の終わりを舞台に実らなかった恋の切なさを訴える。悲しくて 悲しくて 君のこと想うよ。やや早めの秋霖(しゅうりん)や立ち騒ぐ風に、そぞろ気が動いたわけではないだろうが、あちこちで “別れ話” が聞こえる。

▼神戸が発祥の日本最大の暴力団「山口組」では、関西を中心に傘下の13組織が、本部とたもとを分かって、新団体を立ち上げる動きが表面化した。名古屋が地盤の現・6代目組長の運営方針への反発があるようだ。30年前の跡目をめぐる分裂騒ぎは抗争に発展して、25人が死亡、市民も含めて約70人が負傷した歴史もある。

▼もう一方は「維新の党」。創設者、橋下徹大阪市長らが離党し、10月に新党を結成すると報じられている。「大阪には政治力が必要」というのが動機で、衆参両院の51人の国会議員のうち、少なくとも大阪選出の12人が合流するらしい。「引退する」「党は割らない」など、前言撤回に振り回されること何度になるだろう。

▼暴力団が混乱なく分裂し、弱体化するのは歓迎だ。しかし、地域政党から打って出て、国会に一大勢力を築いた責任ある立場をなげうつのは、有権者に誠実ではあるまい。「純化路線」というものの、多様で異質な人材をまとめ切れず、再出発ということか。志を一にするのは大切だが、お友達だけの政治ではやや寂しい。
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