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日经春秋 20150821

2015-08-21 10:09 204 查看
勤務は月3回だけ、なのに十分暮らしていける俸給をもらい、あとは芝居見物に行ったり釣りに出かけたり飲み歩いたり……。こんな夢のようなサラリーマン生活が江戸時代にはあった。元禄のころの尾張藩士、朝日文左衛門が「鸚鵡籠中記(おうむろうちゅうき)」なる日記に残した日常だ。

▼ここまで優雅ではないが、江戸城勤務のお侍たちも2勤1休が多かったという。戦国の世は遠のき、いくさはない、人はあり余る。それで生まれた「ゆるシフト」だったのだろう。時は流れて明治大正昭和と、官民ともせわしくなるばかり。当節は週休2日が定着したが、まだまだ休みを取りにくい日本人の働き方である。

▼「ユニクロ」のファーストリテイリングが10月から、転勤のない「地域正社員」約1万人を対象に週休3日制を導入するそうだ。1日8時間の労働を10時間に増やし、そのかわり休みは週に3日というパターンを選べるという。子育てや介護と仕事を両立するワークライフバランスを、すこし前に進める効果があるだろう。

▼うちのことは顧みずダラダラ勤務、飲み屋でウダウダ。そんな男社会のやり方が行き詰まっているのは確かだから、こういう試みはもっと広がるかもしれない。なれば家庭がうんと充実しそうだが、それはまた別の話か。かの文左衛門さんも暇を持て余していたのに妻とはうまくいかず、日記はやはり人生の苦い味がする。
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