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社説 20150707 なでしこ準優勝 ブームから「文化」への契機に

2015-07-07 10:16 232 查看
悲願の連覇はならなかったが、見事な戦いぶりだった。選手たちの奮闘をたたえたい。

 サッカー女子ワールドカップ(W杯)決勝で、日本は米国に敗れた。

 試合開始直後から、立て続けに失点を喫したのが、痛かった。「なでしこ」たちが浮足立つ中、容赦なくゴールネットを揺らした米国の攻撃力は圧巻だった。

 それでも、日本は反撃し、前回王者としての意地を見せた。「いろんなプレッシャーがある中で、選手はよくやってくれた」。佐々木則夫監督の言葉は、多くの国民の気持ちそのものだろう。

 なでしこジャパンの前評判は、決して高くなかった。若手が思うように伸びず、佐々木監督はベテラン中心のチームを編成した。

 23人のメンバーのうち、17人が4年前のW杯経験者だった。6度目のW杯の澤穂希選手が、チームの精神的支柱となった。

 決勝までは、すべて1点差で勝ち上がった。大舞台で結果を残してきた自信が、際どい試合を制するたくましさにつながったのではないだろうか。

 勝ち進むにつれて、速いパス回しでチャンスを作る得意の攻撃パターンも随所に見せた。

 2012年のロンドン五輪決勝、そして今回と米国に連敗した。打倒米国が今後の最大目標だ。なでしこジャパンの力を世界のトップレベルで維持していくために、世代交代は避けて通れない。

 4年前の優勝で高まった女子サッカーへの関心は、徐々に薄れた。主将の宮間あや選手は、決勝前日の記者会見でそう語り、「この大会で結果を残すことで、ブームでなく、文化になっていくスタートが切れる」と強調した。

 自分たちの役割を的確に捉えたコメントだ。なでしこジャパンの活躍に、刺激を受けた選手は多いだろう。女子サッカーのすそ野を拡大する好機である。

 日本では、小学生時代にサッカーに親しみながらも、中学に入るとやめてしまう女子選手が多いと言われる。女子がプレーできるクラブチームや中学校のサッカー部が少ないためだ。

 10月に発足するスポーツ庁や日本サッカー協会は、未来のなでしこを目指す女子選手の受け皿の充実に力を注ぐ必要がある。

 選手層が厚くなれば、競争が激化し、全体のレベルが上がる。指導者にも、高度な理論が求められるようになる。

 こうした好循環を作り出すことが、競技の発展には不可欠だ。
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