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日经春秋 20150702

2015-07-02 08:52 225 查看
フランスの詩人ランボーは16歳で第一級の詩人だった。18歳の時に書いた「地獄の季節」の一節は名高い。「また見つかった、何が、永遠が、海と溶け合う太陽が」(小林秀雄訳)。頂点を極めたのか。まもなく詩をやめ欧州を放浪、アフリカなどで商人として生きた。

▼永遠とは何だろう。無限の時間だろうか。もちろん気が遠くなるような時の流れは、だれも体感はできない。この世界には未来永劫(えいごう)変わらないものがある。そう思えるものの例えなのだろう。反対に、あっという間に消えてしまう時間もある。一瞬や1秒だ。たちまち過ぎるから価値がないかというと、そんなことはない。

▼きのうは1秒長い1日だった。全世界で「うるう秒」を挟んだからだ。地球の自転速度と標準時のズレを調整するためで、日本では18年ぶりの平日実施。偏りが積み重なると、白夜や暗い朝が起こる可能性もあるらしい。一瞬の違いが後世に響く。企業が電算機のトラブル対策に追われるなど、1秒の重さがよく分かった。

▼ふだん、1秒を意識することはあまりない。だが、注意深くみれば、感動の場面や笑顔の一瞬に気がつく。永遠に価値のある瞬間、不滅の輝きが見えることもある。すると、世界も風景もいきいきと迫ってくる。歌人の岡井隆さんにそんな心がけを詠んだ歌がある。「瞬間を永遠とするこころざし無月(むげつ)の夜も月明(あ)かき夜も」
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